「使うかも……」から抜け出て物を捨てるための、判断基準あれこれ

ちょっと前に大掃除を行なった。私はフェリックス軍曹のお片づけブートキャンプの隊員ではあるけれど、決して捨て魔でも捨てたい病でもない。だから軍曹の目がなければ物は別に好んで捨てようとは思わない。さすがに不要品は、使わないのにとっておくのは死体遺棄みたいだと気づいたから捨てるけれど。

だけど先日、結婚してから初めてやった大掃除で大量のゴミを捨てた。お風呂掃除で弾みがついちゃって、この際だから軍曹が何も言わなくても徹底的に片付けようかと思ったのだ。ゴミを捨てながら、なんとなく判断基準にしていたことを、今後の自分のためにまとめておこうと思う。

大掃除で愛着があってなかなか捨てられなかった靴にサヨナラした。またお気に入りの靴を見つけられるといいな。

Sayaka Nakazawaさん(@sayakafelix)が投稿した写真 –

◼︎ときめくか、ときめかないか

よくある判断基準だけど、その物を手にとってときめくか、ときめかないかで捨てるのを判断するのは一番楽な方法だ。「ときめく」は、「良い気分がする」「それを使うことが、プラスに働く」くらいの意味として捉えればいいと思う。ときめかない物は簡単に捨てられる。でも、ときめかない物は、そもそもすぐに捨てられるからあんまり家にない。

◼︎物についているのは「捨てない実績」ではないか

たぶん私だけではないと思うけれど、判断に迷うのは「ときめく」と「ときめかない」の中間物。特に、何年も取っておいたものだと、「今まで取っておいたから……」と捨てない判断をしがち。なんか、その物の周りにオーラのように「捨てない実績」がまとわりついてる。でも、そこを整理していかないとものはどんどん溜まっていってしまう。「捨てない実績」には、価値がない。

◼︎思い出の「再現性」と使用可否について考える

「捨てない実績」に似て、物の周りにオーラのようについているのが「思い出」だ。例えば、フェリックス軍曹(夫)は、早くに亡くなった父のでかい皮のジャケットを持っている。彼は、アメリカ、タイ、モルディブ、メキシコなどなど、いくつもの国を移り住んで日本に住んでいるけれど、ずーっと持ち運んでいる。重いから夫もあまり着ていないけれど、そういうものまで捨てるべしとは思わない。だって、まだ皮のジャケットは使えるし、亡くなってしまった人の思い出には再現性がない

一方、私は今年、上のインスタ写真の靴を捨てた。この靴、ヒールが高くて柄が好きで気に入っていた。布張りだったから擦れて汚れてしまったのだけれど、なかなか捨てられなかった。それは、実はこの靴が夫が結婚する前に買ってくれたものだったり、買うときに夫の同僚だったイケメン男性2人も一緒に来てくれて3人であーだこーだ言いながら選んでくれたものでもあったりして、それなりに思い出もあったからだ。でも、この靴はもうみすぼらしすぎて使えない。夫は生きているからプレゼントはまたもらえる。というわけで捨てた。

◼︎「思い出」を画像データに変換する

「我が子の赤ちゃんの頃の服」というような再現性のない思い出物を取っている場合もあるかも。でも、それって写真で代替できないものだろうか。私も、イケメン男性2人+夫が靴を選んでくれる思い出には再現性がなさそうだし(笑)、写真に撮っておくことにした。画像データは場所を物理的にはとらないから、使えないものは画像データにすればいい。

◼︎それを置いておくことで支払っている家賃とそのものの価格、入手の困難さで考える

それから考えたのは、「これを取っておくことによって、どのくらいの家賃を払っているのだろう」ということ。家賃を平米数と天井高で割って、1立方メートルあたりの家賃を出しておくといいと思う。

例えば、60平米、天井高2.4mの家の家賃が15万円だとすると、1立方メートルあたりの家賃は1,042円。1年置いたら、12,504円になる。実際には、それがあることで上に何も置けなかったりすると、その物にかける家賃はもっと高くなる。それだけの家賃を無駄にしても、手元に取っておきたいものなのかどうか。入手がすごく大変ならば取っておく価値があるかもしれないけれど、だいたいの場合、物にかけている家賃の方が高く付いていると思う。

◼︎「後で捨てよう」と、今捨てないで保管しておいた時、後で判断するのにかかる時間を考える

これは、大掃除の時の判断基準というよりも、日頃の生活のなかでやったほうがいいことだけど……
スペースをとらないようなもの、特に仕事で使う書類とか名刺とか。これは家賃で考えると取っておいてしまいがち。だけど、そういう小物や紙をたーくさん残しておくと悲惨なことが起こる。大量になって、いざ捨てようと思った時に、捨てていいかの判断に時間がかかってしまうのだ。

一度、大量の「物」を判断して捨てる作業をやったときに、その判断に要した時間を測ってみるといいと思う。で、自分の1時間の時給と掛け合わせる! 時給を掛け合わせるのがポイント。そうじゃないと、「2時間も集中して、整理しちゃった〜。頑張った〜」って達成感を味わってしまう。そうじゃなくて、たとえば時給が1200円だったとして、「ただのゴミに! 2400円も! かけてしまった!!」とがっかりするといいと思う。がっかりすると、日頃サクサクとデータ化したり、いらない紙を捨てたりするようにできるから。

私はこんな感じで捨てるか捨てないかを判断しました。他にも判断基準はあるのかなあ。いいアイデアがあったら教えてくださいませ。

▼まったく関係ないけど、今日の2匹。くっついて寝るのが好き▼

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