ドロボー!って言われないための著作権のミニマム知識&手っ取り早い対策案

ブログ書くなら原稿書けよって言われそうだけど、怒りに任せて書きます。怒りの内容は、私がPouchというWebマガジンに書いた記事をそのままコピペして記事を作っているメディアがあるということ。知人がFacebookに記事をシェアしていて、良いコメントが付いていたし同じネタだったから「あら、私の記事かしらんらん♪」と思って開いてみたらビックリ! 運営会社をみて、ちゃんと資本金もある株式会社だったからさらにビックリ!

えっと、元の記事は翻訳込みの記事です。いちおうそのコピペ記事には英語記事の参照元が書いてあります。でも、その参照元からは絶対に参照してない! 私の記事がコピペ元。だって、私が工夫した言い回しまでまるっきり同じなんだもの。一言一句同じなんだもの。

■ネタ元にはなりたいけれど、コピペするメディアは×

copyright
実はね、今までも何度か「あなたの記事をパクって記事を書いている有名ブロガーさんがいますよ」って教えてくれた人がいたのです。でも、それに対しては、私は頭に来ませんでした。それよりも記事を丁寧に読んで、親身に考えて教えてくださる人がいることがうれしくて。

頭に来なかったのは、以下の理由です。
・著作権法上、アイデアの模倣は罪にならないこと
コピペをするような人は、たぶんそこまでの人。その行動に志も熱い想いもないので、いずれ自分がくたびれてやめるか、周りが離れていくか、だと思うこと
・私個人としては、「誰かのコピペ元や参照元になる」というのは、目指していきたいものでもあること。なぜならそれは、私が何らかの価値を生み出しているという証明でもあるから。

でも! 相手がメディアを名乗る場合は別だ! それだとドロボーになっちゃう。

■最低限、著作権についてコレだけは知っておこうよ

最近、あちこちで「twitterの投稿を勝手に使って出版」とか、「写真をトレースしたイラストを使って出版」とかと著作権を無視した方法でお金を稼ごうとする人を見かけます。このネット社会、やっちゃダメだとわかっていながら「バレないだろう」ってやっている人は、よもやいないよね。だとすると、やってはいけないということを知らないのかも。

私が紙媒体の編集者として働いていた会社では、著作権法と個人情報保護法を生命線だと捉えていて、頻繁に研修を行なっていました。そのときに何度も言われたのは「知らないことは罪!」ってこと。法律は「知らなかった」ではすまないんです。最低限、本当に最低限、以下くらいは知って、法律を守ろうよ。

============================
・基本、自分が制作していないイラスト、写真、文章、画像、グラフ、動画等制作物を使いたいときは許可をとれ! 当たり前じゃない。外国の相手だって同じだよ。勝手にコピペNG! 勝手に画像キャプチャNG! 勝手にイラストや写真をなぞって(=トレースして)イラストをおこすのもNG! 誰かが作り出したものは、それがどんなに稚拙なものであろうと、コピーライトマークがあろうとなかろうと、できた瞬間から著作権があるんだよ! 1本電話やメールを入れることから始めればいいじゃない。難しいことなんてないよ。

クリエイティブ・コモンズ表記があるものは、使用のルールを守って使え! 書いてある意味がわからないとかで守れないなら使うな!

・「引用」したいなら、「引用」として認められる範囲で使え! 素知らぬ顔してコピペして納品するな! 引用元は絶対に書け!

・「抜け道がある」「バレないから平気」とかいう人、会社と付き合うな!
============================

少しでも他人の制作物に関連するもので別の制作物を作りたいなら、一番手っ取り早くて安心な方法は、それを作った人に連絡をとること。変なものを作りたいのでなければ相手だって喜ぶし、それが良い出会いを生む可能性だってある。私はそうやって出会った人と、お酒を飲んだことだってあるよ。

文章や写真、画像、イラスト、動画等、誰かが作ったものを勝手に使うのは、ドロボーです。ルールは守って、気持ちよく楽しくやっていきたいものですね。ええ。この文章、クリエイティブ・コモンズ(表示ー非営利ー継承)だから、改変せずに使ってクレジット(名前のこと。FelixSayakaと入れてね)とリンクを入れてくれればコピペして良いですよ。よろしく。

2014年3月12日追記:
このブログ記事はとあるメディアに記事をまるまるコピーペーストされていたことで書いた記事ですが、そのメディアの方がこの記事を見たと、誠意あるメッセージを送ってくださいました。本当に悪意がなかったのだとわかったので、記事を消してしまおうかとも考えたのですが、著作権については多くの人に知ってほしいので残しています。でも、いい感じで和解しています!

About The Author

プロフィールはこちら