我慢疲れしている人にオススメ。エバ・ジェルバブエナ フラメンコ舞踊団来日公演

自分では踊ったり歌ったりはしないのだけれど、最近、フラメンコに注目している。尊敬するライターさんの専門がフラメンコだったのがきっかけで少しずつ踏み込んだフラメンコ界。

フラメンコの記事もいくつか書かせてもらった。
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フラメンコってすごいんだ。踊り、歌、ギターに喜怒哀楽を含めた、いろいろな感情が表れている。すごく人間臭い。そして美しい。すばらしい小説を読んだときと同じように、人生が深くなり、悩みがふっと軽くなる。


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実はフラメンコ人口が世界で二番目に多いのは日本なのだそうだ。もともとフラメンコは虐げられながらも誇り高く行きてきたヒターノ(ロマ/ジプシー)が伝承してきたもの。差別され、抑圧された絶望、その中から生まれた様々な感情を赤裸々に表現している。そんなフラメンコが日本人にうけているのは、たぶん日本人が色んなことを我慢しているからなのではないかな。

たとえば、職場や家庭で、日本人は他の国の人よりも我慢をしていることが多いように思う。会社員はクレーマーに対しても丁寧に接しなくてはいけないし、家庭内では「ステキな女性はにこにこしているべき」みたいな圧力がある。もちろん、我慢強いのは良いことだし、この我慢強さのおかげで日本はいろんな国から尊敬を集めている。でも、たまにはガス抜きしなくちゃ疲れちゃう。そんなときにオススメなのがフラメンコなのだ。

フラメンコを見ると、そこで表される怒りや悲しみ、孤独、激しさなどなど様々な感情に、自分が抱え込んでいるものを解き放される感じがする。大声で泣いた後のようにスッキリする。

そんなフラメンコ界の大注目のダンサー、エバ・ジェルバブエナがこの春に、フラメンコ界最高のミュージシャンとダンサーを率いて5年ぶりに来日するらしい。タイムズ紙(イギリス)に「超絶の技巧 華麗なるステージ」「この若き偉大なダンサーに、心揺り動かされた」と書かれ、国家舞踊賞をはじめとする数々の名誉ある賞に輝いてきたエバ・ジェルバブエナが来日するのだ。

エバ・ジェルバブエナ、すごいよ! 見てよ!

演目は「泥と涙」「雨」。「泥と涙」はいわばエバによるフラメンコのアンソロジーだそうだ。世界初演なので、まだ誰もその全体像はわからない。でも、純粋にフラメンコを堪能することができるそう。「雨」は日本初演。エバの憂鬱から生まれたという作品で、通じあうことのできないもどかしさや悲しさがテーマらしい。

良い芸術は、人生を深くする。しかも今回は、舞台の後でエバのアフタートークもあるらしい。というわけで、オススメです。私も行きたい!

http://www.parco-play.com/web/program/eva/

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<新宿文化センター 大ホール>
3月22日|土| 18:00開演 世界初演「泥と涙(DelaCava,BarroyLlanto)」~ベスト・オブ・ベスト~
3月23日|日| 15:00 開演 日本初演「雨(Lluvia)」~エバ・ジェルバブエナ 究極の芸術作品~

<兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール>
3月26日|水| 19:00開演 「泥と涙(De la Cava, Barro y Llanto)」~ベスト・オブ・ベスト~

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