セブ旅行記(2010年2月)

夏休みにセブに行く方もいるかなあ。日記に以前に書いたセブ旅行記があったので残しておきます。下記は2010年2月に書いた内容です。

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セブに行ってきました。 今回の旅は本当にいろいろと考えさせられた旅でした。 まったくまとまっていないですが、書いておきます。

■貧富の差をとことん感じる国
泊まったホテルはヒルトン。先進国の快適さ。セブシティにはとても便利できれいなショッピングモールもあったのに、 ホテルの周りや町中にはスラムがたくさんありました。 貧富の差がものすごいことを、到着直後に実感。窓からはスラムが見えてちょっと心苦しくなりました。

▼ホテルと隣のギャップがショック▼

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町中をタクシーで走ると、子どもが窓にべったり張り付いてお金をせがむし、近隣の島に行こうと高速船に乗ると、小舟で寄ってきて「赤ちゃんを育てているの。お金がないの」と赤ちゃんを見せてお金をせびる10代前半らしき女の子がいる。海がとてもきれいだったので船を借りてスノーケルに行ったのですが、船にはガイドとして女の子が乗り込んできて、いかに自分たちが貧しいかをずっと語ってくれて弱りました。

▼でも海はめちゃきれいだった▼

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船の運転手さんたちの月収は6,000円とのこと。私たちは6,000円をあげようと思えばあげられるけれど、それが良いことだとは思えなかった。私たちの両親や、そのちょっと前くらいの世代が、今のセブの人々くらいの戦後の貧しさのなかから「外国に追いつけ、追い越せ」と頑張ったおかげで国の力がついて、私たちがこうして気軽にセブに行けています。私たちは何か個人としてすごく頑張ったわけではないから、偉そうにお金をあげるのも変だし、発展の妨げをしているようにも思える。でも生活が苦しいと言っているのに、そして私たちはお金をあげても困らないのにあげないのも心苦しい。チップは10%とか、先進国のように決まっていれば楽なのに、と悩みました。

国の力と言えば、旅行中に春節があったのですが、中国の国の力の勢いにはビックリしました。多くの中国人がホテルに滞在していて各ホテルで中国人のお正月を祝うイベントが行われていたようでした。せっかくの機会なので、同じホテルに滞在している中国人にいろいろと話を聞きたかったのだけれど、みんな家族でがっちり固まっていて、入り込めなかった。残念。

■地元の人とけっこう話せた
中国人とは話せなかったけれど、今回の旅は フィリピン人とはたくさん話す機会がある旅でした。 こんなにローカルの人と話す機会のある旅は珍しい。たぶん、フィリピン人は英語を話せる人が多いのと、セブは熱心なキリスト教徒が多くて、気持ち暖かいからなのではないかと思います。(フィリピンは、キリスト教の島、イスラム教の島など、島によってけっこう宗教が違うらしい。)

▼至る所に教会や拝みどころがある▼

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他の外国だったら、物売りの人は私たちが物を買わなければ用はないので立ち去ります。でも、セブの人は立ち去らずにおしゃべりを楽しむし、いろいろと助けてくれる。おかげで「観光客は乗るな」とガイドブックには書いてあったジプニーやトライシクルにも乗れました。

▼ジプニー。意外と快適だった。▼

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■英語がはなせる人が多い
英語がなんでこんなにしゃべれるのか、 フィリピンの教育に興味を持ちながらいたら、 ショッピングモールの中にこんな看板を発見。

▼セブくもん▼

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教育系の会社に勤めていたので興味を持ち、月謝やプリントについて聞いてきました。月謝はだいたい日本の半額。見せてもらったプリントは、日本のものから作業指示文だけ英語に変えただけでたぶん同じ。華僑のフィリピン人がたくさん通っているようで、運営は私立の学校がやっているようでしたが、基本的なシステムは日本と同じ。公文、ワールドワイドだー。ちなみに同じショッピングモールの中のCDショップには写真のように、This is itのポスターも。彼ももちろんワールドワイド。

▼Michael Jacksonは世界で愛されてる!▼

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何人の人に聞いたところ、フィリピンでは授業を英語で行う学校が多く、ちゃんと学校に通えた人は、まあ意思疎通をできる程度には話せるのだそうです。また病院にも行ってみてソーシャルワーカーの女性と話したんだけれど、子どもを良い仕事につけたいという意欲の高い(≒所得の高い)親は、子どもが小学校に入る頃から、家庭で英語を話し始めるそう。確かにきれいに英語が話せると、かなり人生が開けそうな国だった。貧富の差が激しいし、外貨を得られる仕事はお給料が高いそうだから。私たちを空港まで送り迎えしてくれたガイドさんも、お手伝いさんを2人雇って仕事をしていると言っていた。

■おすすめはボホール島
海はきれいで食事もわりとおいしいし見所もある場所なので、貧富の差を直視しなければけっこう楽しいセブ。でも私が今回の旅で一番好きだったのは、セブから高速船で90分くらいかけて渡ったボホール島。チョコレート・ヒルという世界遺産があるし、ターシャという世界一小さい猿が見られます。

▼チョコレート・ヒル▼

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チョコレート・ヒルは展望台みたいなところから見るんだけれど、「写真撮ってやるからお金ちょうだい」というお兄さんがたくさん寄ってくる。でも、お願いして損はなかった!! ものすごく写真を撮るのが上手で、背景も人物もちゃんと撮ってくれる。自分で撮ったのはあんまりきれいに撮れてない。

▼ターシャという世界一小さい猿▼

ターシャ
夜行性なので動きが緩慢なターシャ。とっても小さくてかわいい。

ボホール島についたときにガイドのおじさんを雇っていろいろと教えてもらったんだけど、ボホール島は米がとれるので割と生活が楽なんだとか。セブほどは貧富の差もなく、人も少なく、みなが穏やかそうなのが印象的だった。植物を編んだ籠のような家も見ていて楽しいし、スペイン統治の名残の建物を見るのも楽しかった。

▼ガイドのおじさんと▼

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でも、実はセブも昔はボホールのように、のどかな島だったんですって。それが観光客がたくさんやってくるようになって変わってしまったんだそう。できれば、いつまでもボホールには変わらないでほしい。

まだまだ書き足りないけど、長くなりすぎたからこの辺でおしまい。セブに行ったら、ボホール島まで足を伸ばしてみてね! 後悔しないと思います。

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